Hexiwearを買ってみた


海外のクラウドファインディングサイトの「KICKSTARTER」で「Hexiwear(詳しくはこちら)」なるものに出資をしてみました。
Hexiwear」はセルビアのMikroElektronika社が開発したもので、MikroElektronika社は「mikroBUS」と呼ぶ独自インターフェースを使うセンサデバイス「click boards」シリーズなどで知られています。
Hexiwearでは、加速度、地磁気、ジャイロスコープ、圧力、心拍など多数のセンサを搭載しており、また、スマートフォンとBluetooth接続をすることによってクラウド上でセンサの情報を見ることができます。いわゆるIoT機器ですね。

本日、そのHexiwearが届いたので早速レビューをしてみたいと思います。
まずは外観です。
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DHLにて送られてきたHexiwearは意外に大きな箱に入っていました。中を開けてみると厳重にクッション材に包まれた小さなHexiwearが入っていました(笑)

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中身を取り出してみると、なんというか、、、おもちゃのようなHexiwear本体が出てきました。
第一印象はほんとに「こどものおもちゃ」でした。重さも約25グラム(ゴムケースなしだと20グラム)と非常に軽くできていました。

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電源を入れて適当に触ってみた感じです。
(画面に線が入って見えるのはちょうど写真を撮った時に画面の描画が行われたためと思います。人間の目では確認できませんでした。)

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裏面には、「Hexiwear Docking Station connector」と呼ばれるコネクタが実装されていました。

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コネクタの下に見える小さな穴は、心拍センサーのようです。実際に腕においてみたら心拍を測定していました。(果たして正しい値かといわれると疑問ですが。。。)

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ちなみに隣に見えるのは「PebbleTime」という時計です。これまたKICKSTARTERで爆発的にヒットした商品です。Pebbleの話はまた機会があれば書きたいと思います。
話は戻って、Hexiwearを触ってみた感じは、意外に操作がメンドクサイというか、温度や湿度・ジャイロセンサーなどの情報は特に何もしなくても情報を取得してくれるようなのですが、歩数計や心拍計は自分で設定画面より「START」をしてやらないと計測されないようです。(もしかしたら自動的にできるのかもしれませんが、私には見つけられませんでした。)

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続いてアプリの方を見ていきたいと思います。
アプリは非常に簡単に使用できるように考えられています。
最初にメールアドレスとパスワードの設定をして、ログインを行い、Hexiwearとのペアリングをしたら下記の写真のように情報が一覧表示されます。
※ただし私の場合は最初、サインアップでメールアドレス・パスワードを入力してログインしようとしたらログインできず、パスワードの再発行をし、送られてきたメールで指定されたURLにPCからアクセス、パスワードを入力してPCからログイン後、アプリからログイン、となぜだかわかりませんがこの手順でないとログインできませんでした。一度ログインできてしまえば大丈夫でしたが、、、

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実際にHexiwearを振ってやるとジャイロセンサーの値が変化するのがわかりました。
あと設定画面からクラウドへデータを送信するかどうかの設定もできるようです。データを送信するタイミングは5秒、1分、5分から選べるようになっています。

続いて、「WolkSense cloud」(WEBサービス)です。
こちらも良くできていて、センサーの値が一目でよくわかるようになっています。ちなみに「hex」となっているところは端末の名前なので特に意味はありません。(テスト用に端末名をhexとしたので)

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データが少ないので見にくいですが、グラフ表示もできます。

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ちなみにセンサーデータはCSV形式でダウンロードできます。

まだ、届いたばかりでどういう風に使おうか考え中ですが、なかなか面白そうな機器です。
以上Hexiwearのレビューでした。


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